院長が教える!皮膚の病気

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頭じらみ(あたまじらみ)

その名の通り、頭に寄生するシラミです。
直接の接触により寄生するため、学校などの集団生活で流行することがあります。
寄生したシラミは頭髪に卵を産み付けます。その卵は約1週間で孵化、約3週間で成虫になり1日に3~4個の卵を産みます。
シラミが寄生してから1~2ヶ月後に頭がかゆくなってきます。発疹はありません。
これはシラミの吸血によるアレルギー反応でかゆみを生じるとされています。

頭髪に付着している虫体や虫卵を確認して診断をします。
虫体はすばしっこいため、なかなか見つけることはできません。
虫卵は頭髪に固着しているため、指でつまんでも簡単には取れません(これでフケと見分けることができます)。

治療はスミスリンシャンプーまたはパウダーによる駆虫です(処方箋で出すことはできないため、薬局でご購入いただきます)。
しかし、虫卵には効果がありませんので繰り返しやらなければいけません。
また沖縄ではこの駆虫薬に耐性のシラミが問題になっています。
ピンポン感染を防ぐため同時に家族の治療も必要です。
目の細かい櫛で頭髪をとかすことも虫体や虫卵を除去することができ効果的です。

アトピー性皮膚炎(あとぴーせいひふえん)

アトピー性皮膚炎になりやすい人のお肌はもともと乾燥肌で皮膚に水分をキープしにくい肌体質です。また皮膚が乾燥していると皮膚のバリア機能が低下します。そこに様々な刺激が加わることでアトピー性皮膚炎を発症します。

アトピー性皮膚炎の治療はスキンケア、悪化因子の除去、薬物療法の3本柱となります。最近では何度も繰り返すような皮膚炎に対してプロアクティブ療法という治療法を行います。アトピー性皮膚炎は慢性の皮膚の病気ですが、上手に治療していけば最終的にスキンケアだけで良い状態を維持することが期待できる疾患です。

また当院ではナローバンドUVBの紫外線療法(保険適応)も行っております。

円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)

突然に境界明瞭な脱毛斑が生じる疾患です。
主に頭部に発症しますが、タイプによっては全身の体毛にまで範囲が及びます。
どの年齢層にも発症しますが、やや小児に多い傾向があります。

原因は未だにはっきりしていませんが、遺伝的要因に自己免疫異常が加わるとする説が有力です。
自己免疫性甲状腺疾患、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑などに合併することもあります。
円形脱毛症のタイプは以下の4つに分けられます。

  • 通常型(単発型・多発型):孤立性の脱毛斑のみ
  • 全頭型:ほとんどの頭髪が脱落
  • 汎発型:頭髪以外の体毛も脱落
  • 蛇行型:両側の側頭部~後頭部の頭髪が帯状に脱落、難治性

通常型は数ヶ月で自然治癒することが多いですが、その他のタイプは再発しやすく難治例も多いです。また多発型から他のタイプへ進行することもあります。

治療は内服薬、外用薬が基本となります。半年以上経過し症状が固定された場合は患部にステロイド注射をします。
急速に進行する場合は入院し点滴治療(ステロイドパルス療法)が必要となります。

黄菌毛(おうきんもう)

腋毛や陰毛(内ももに近い部位)に白色~黄白色のツブツブがびっしりと数珠状に並びます。
よく汗をかく運動部の青年に好発します。
特に自覚症状はありません。

原因は常在菌が異常繁殖したことです。
汗をかいたらシャワーを浴びるなど患部を清潔にし、蒸れないようにすることで自然と治ります。
治りが悪ければ抗菌薬の外用を行います。

おむつ皮膚炎(おむつかぶれ)(おむつひふえん)

いわゆるおむつかぶれです。
便や尿の刺激によりかぶれが起こりますので刺激性接触皮膚炎となります。
治療と予防を兼ねて患部を清潔に保ち、ワセリンなどの外用薬で保護をします。
おしりふきで痛がる場合は、ぬるま湯で優しく流してあげるとよいでしょう。

症状が強い場合、一時的に弱いステロイド軟膏を使用することもあります。
症状が改善してもワセリンなどで保護を続けると発症の予防になります。

蚊アレルギー(かあれるぎー)

蚊刺過敏症ともいいます。
蚊の唾液成分に対する異常なアレルギー反応が起こり、高熱・肝機能障害・リンパ節腫脹などの全身症状があります。
刺されたところはひどく脹れ、水疱や血疱を形成、その後に皮膚が崩れ難治性の皮膚潰瘍となります。

蚊アレルギーは慢性活動性EBウイルス感染症の一症状である場合があります。
その場合は将来的(20歳ころまで)に悪性リンパ腫などを発症して予後不良になることがあります。

疥癬(かいせん)

体や四肢に細かい赤いブツブツができます。
このブツブツはとてもかゆく、特に夜間は眠れないほどかゆみが強くなります(学生の頃に読んだ教科書には“激痒”と書いてありました)。
また、水ぶくれを作ることもあります。

ヒトヒゼンダニ(疥癬虫)という小さなダニが皮膚の角層に寄生することが原因です。
メスは体長0.4mm、オスは体長0.2mmという小ささです。
手のひら・足の裏・指の間・脇の下・陰部の角層にトンネルを掘り、そこを棲み処にしています(疥癬トンネルといいます)。
メスはこのトンネルの中で1日に数個卵を産み、その卵は3~4日で孵化、2週間程度で成虫になります。
肌と肌の直接的な接触や寝具を介しての間接的な接触で感染します。
そのため、性感染症の側面もあります。

最近では病院や老人ホームでの院内感染・集団感染が問題となっています。
感染してから発疹が出現するまでの潜伏期間は約1ヶ月です。
検査は顕微鏡でヒトヒゼンダニ(疥癬虫)や虫卵を確認します。

治療は駆虫薬である内服薬(ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智先生が発見したイベルメクチン)と外用薬があります。
発疹は湿疹様であるため、疥癬を疑わなければステロイド軟膏が処方される場合があります。ステロイド軟膏を塗り続けた場合や免疫不全の方は、角質が肥厚しその下には何万匹ものヒトヒゼンダニ(疥癬虫)が存在する角化型疥癬になります。
角化型疥癬は感染力が強いので注意が必要です。

汗疹(あせも)(かんしん)

汗の管が閉塞することにより汗がうまく排泄されず、汗が皮膚の中に溜まった状態です。
閉塞する場所によって以下の3つに分類されます。

  • 水晶様汗疹:汗が透見できる小水疱
  • 紅色汗疹:赤い丘疹
  • 深在性汗疹:白い丘疹

水晶様汗疹は発熱などで発汗したときに生じることが多く、かゆみはありません。
紅色丘疹がよくある“あせも”で高温多湿の環境、肥満者、多汗症、幼児に多く発症します。以前は夏に多くありましたがクーラーやシャワーの普及で減り、暖房設備の普及で冬でも稀ではなくなりました。紅色汗疹はかゆみがあり、また湿疹化しやすく、化膿することもります。
深在性汗疹は通常熱帯地方にみられ、紅色汗疹を何度も繰り返したのちに白色の丘疹が多発するようになります。かゆみはありません。

治療はまず高温多湿の環境を避け、入浴やシャワーで清潔を保つことです。
これが予防にも繋がります。
かゆみが強い紅色汗疹や湿疹化している場合はステロイドクリームを塗布します。
引っ掻いてとびひ(伝染性膿痂疹)にならないように注意しましょう。

乾癬(かんせん)

乾癬は炎症性角化症に分類される慢性の皮膚の病気です。
現在、日本には40~50万人の患者さん(0.3~0.4%)がいますが、食生活の欧米化などにより増加傾向にあります(欧米では2~3%)。約2:1の割合で男性に多く、思春期または中年以降の発症が多いです。

はっきりとした原因はまだ分かっていませんが、体質的要素(遺伝的素因)に外的因子(気候、ストレス、けが、感染症、喫煙、飲酒、食生活など)と内的因子(糖尿病、脂質異常、肥満など)が複雑に関与することで発症すると考えられています。

乾癬の皮膚では炎症のため毛細血管が拡張し、赤い斑となります。また、健康な皮膚と比べて10倍以上の速度で生まれ変わるため、銀白色のカサカサした皮が積み上がりポロポロとフケのように剥がれ落ちます。

また乾癬の皮膚は症状が出ていない部分を刺激する(掻く、擦る、傷つけるなど)と、そこに症状が出てくることがあります(ケブネル現象といいます)。

乾癬の約9割は尋常性乾癬ですが、大きく分けると以下の5種類に分類されます。

  • 尋常性乾癬:
    紅斑が盛り上がり、フケのような皮がポロポロと剥がれ落ちる
    頭部・肘・膝など刺激を受けやすい部位に好発
    2割程度に爪病変もあり
  • 関節症性乾癬:
    皮膚症状の他に関節の腫れ・痛み・こわばり・変形が生じる
  • 滴状乾癬:
    急に全身に小さな水滴状の皮疹が出現
    風邪や扁桃炎などの感染症に続いて起こることが多い
  • 乾癬性紅皮症:
    乾癬の皮疹が全身に拡がり、80~90%以上の皮膚が赤くなった状態
  • 膿疱性乾癬:
    発熱を伴い急激に全身の皮膚が赤くなり小さな膿疱が多発
    厚生労働省の難病に指定されている

治療方法は、外用療法・内服療法・光線(紫外線)療法・生物学的製剤の4つの方法があります。
さくら皮フ科では外用療法で改善が乏しい場合、光線(紫外線)療法(ナローバンドUVB療法)を施行しています。

日常生活では以下のことに気をつけるようにしてください。

  • 皮膚の乾燥や刺激を防ぐ:
    皮膚の乾燥や皮膚への刺激は乾癬の症状を悪化させます
    加湿器や保湿剤を利用しましょう
    衣類はなるべく柔らかい素材のものを選びましょう
  • 適度な日光浴:
    適度な紫外線は乾癬に有効です
    15~30分くらいから開始し、徐々に慣らしていきましょう
  • 感染症に注意:
    体調不良を引き金に乾癬が悪化することがあります
    手洗いやうがいを心がけてください
  • ストレスに注意:
    肉体的・精神的ストレスは乾癬を悪化させることが知られています
    趣味やスポーツなどで気分転換・ストレス発散をしましょう
  • 適度な運動:
    肥満やメタボリックシンドロームと乾癬の関連が指摘されています
    運動をして体を鍛え、適正な体重を保ちましょう
    運動はストレス解消にもなります
  • 食生活の改善:
    高カロリー食(肉類・脂肪分)は乾癬を悪化させます
    低カロリー食(魚・野菜)中心のバランスのとれた食事を心がけましょう
    香辛料やアルコールはかゆみを増す可能性があるので避けましょう
  • 喫煙は控える:
    喫煙は乾癬の悪化因子の一つなので可能な限り控えましょう
    禁煙するように努めてください

顔面毛包性紅斑黒皮症(がんめんもうほうせいこうはんこくひしょう)

耳の前部や耳の下部に赤黒い斑があり、その斑上に毛穴に一致してザラザラしたブツブツを認めます。
青年男子に多いですが、稀に女子にも見られます。

自然治癒すると考えられていますが、稀に大人になっても残存する方もいます。
海外では毛孔性苔癬の1つのタイプと考えられています。
そのため毛孔性苔癬を伴うことが多いです。

毛虫皮膚炎(毛虫かぶれ)(けむしひふえん)

ドクガ皮膚炎とも呼ばれます。
ドクガ、チャドクガ、モンシロドクガなどの幼虫の毒針毛が皮膚に刺さることで生じます。

これらの毛虫は卵・幼虫・繭・成虫のすべてのステージで長さ0.1~0.2mmの毒針毛を有しています。
チャドクガの幼虫は6~7月と8~9月の年2回、ドクガの幼虫は5~6月、モンシロドクガの幼虫は5~9月に見られます。
毛虫に触れたことに気付かないことも多く、毒針毛は風や振動で空中に散布されるため近くにいるだけも発症することがあります。
症状は毒針毛に含まれる毒成分に対するアレルギー反応で、激しいかゆみを伴う膨疹や紅色丘疹が出現します。

治療は比較的強いステロイド軟膏を塗布します。
かゆみが強い場合は抗アレルギー薬の内服を行います。
引っ掻いてしまうと皮膚に付いた毒針毛を拡散させてしまうため、擦らずに水で洗い流すかガムテープなどで除去するとよいでしょう。

黒毛舌(こくもうぜつ)

舌の中央部の白いコケが黒くなっている状態です。
黒い部分が毛みたいにやや伸びている場合もあります。
抗菌剤投与後に多くみられ、菌交代現象と考えられています(化学療法後にみられることもあります)。

※菌交代現象とはいつもいる細菌のバランスが崩れることです。この場合は抗菌剤の影響でそのバランスが崩れ、普段はいないか少数の細菌が繁殖してしまい、多数派と少数派が交代してしまうことです。
黒い色素はカンジダと共棲している細菌が産生しているとされています。
治療はイソジンでうがいをしたりブラッシングをして口腔内の清潔を保つことやカンジダの治療を行います。

しいたけ皮膚炎(しいたけひふえん)

春と秋のしいたけの収穫時期に集中してみられます。
原因は明らかではありませんが、抗腫瘍性多糖体のレンチナンが有力視されています。
生しいたけを十分に加熱しないで摂取したのち数時間~数日して全身に強いかゆみが生じ、細かい赤いブツブツが出現します。
更に引っ掻いたところがぽわんと赤く膨れます。

治療は抗アレルギー剤の内服とステロイド外用剤の塗布になります。
症状が重篤な場合には短期間ステロイドの内服を行うこともあります。
しいたけは十分に加熱してから食するようにしましょう。

酒皶(赤ら顔)(しゅさ)

中年以降の女性の赤ら顔です。
眉間・頬・鼻・顎などが赤く、そこをよく見ると毛細血管が拡張しているのがわかります。
慢性疾患で難治性です。

一見赤みは引いていても、情動や寒暖差でパーっと真っ赤になります。 原因は未だ明らかになっていませんが、日光、ストレス、寒暖差、刺激物の摂取、アルコールなどが悪化要因とされています。 現在では以下のタイプに分かれています。

  • 紅斑性酒皶:赤ら顔、毛細血管拡張
  • 酒皶性ざ瘡:ニキビ様の発疹
  • 鼻瘤:鼻が腫瘤状に増殖しミカンの皮のように見える

上記、特に紅斑性酒皶と酒皶性ざ瘡は混在することが多いです。
鼻瘤は手塚治虫先生の火の鳥の主人公みたいな鼻、いわゆるだんごっ鼻です。
鼻瘤は日本人には稀ですが、男性に多いです。

自覚症状はほてり感、かゆみ、易刺激性などがあります。
現在のところ有効な治療法はありません。
対症療法にはなりますが症状を抑える可能性のあるものはあります。
諦めずに主治医の先生と二人三脚で焦らずに治療していきましょう。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

中年以降の方の手のひらや足の裏に左右対称に膿疱(うみ)がポチポチできる皮膚病です。
膿疱とともに紅斑やカサカサもみられます。
この膿疱は無菌性でばい菌はいません(人にうつりません)。
また爪の変化(点状陥凹、肥厚など)もみられることがあります。
掌蹠膿疱症はいまだにはっきりとした原因はわかっていません。

一部は喫煙、扁桃炎、虫歯、中耳炎、金属アレルギーが関与している場合があるため、風邪や扁桃炎などがきっかけで症状が出現することがあります。
約10%の方に胸鎖関節や仙腸関節の関節痛を伴います(胸肋鎖骨間骨化症)。

治療は外用薬(ステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬など)が基本で、必要に応じて内服薬(抗菌剤、ビタミンA誘導体、抗アレルギー薬など)を行います。

また掌蹠膿疱症はナローバンドUVB療法が効果的です。
さくら皮フ科では外用療法で改善が乏しい場合、光線(紫外線)療法(ナローバンドUVB療法)を施行しています。

明らかな扁桃炎の関与が疑われる場合、扁桃腺を摘出することで改善を認めることがあります。同様に虫歯や中耳炎が原因になっている場合は、それらの治療をすることで軽快することがあります。
また金属アレルギーがある方は歯科金属が原因になっていることがあり、歯科金属を除去することで軽快することもあります。

日常生活で気をつけることを以下に挙げます。

  • 喫煙者はなるべく禁煙するようにしましょう。長期喫煙者では禁煙が有効です。
  • うがいを心がけましょう。喉の炎症が発症のきっかけになることがあります。風邪などを引かないように日頃からうがいをしましょう。

慢性疾患のため長期間の治療が必要となりますが、多くは平均3~7年で軽快するといわれています。
諦めずに主治医と二人三脚で治療していきましょう。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

加齢による皮膚良性腫瘍で別名は老人性いぼと言われています。
皮膚の加齢現象の一つですので誰にでもできますが、早い方は20歳代からでき始めます。
特に顔に多くできますが、手のひらや足の裏を除く全身にできます。

症状はしみ(老人性色素斑)だったものが徐々に盛り上がり、表面はデコボコ・ザラザラした感じになります。
褐色・茶褐色・黒褐色など様々な色調を呈します。
診断にはダーモスコピー(特別なレンズ)を用います。

自然になくなることはありません。
気になる方は切除や液体窒素療法を行います。
顔にできると美容上問題となることがありますので、よりきれいに治したい方はCO2レーザー治療をお勧めします(自費診療となります)。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

頭部や顔面のTゾーンにカサカサを伴う赤みが出現します。頭皮のフケは頭部の脂漏性皮膚炎の最初の症状です。かゆみを伴う場合と伴わない場合があります。

常在菌であるマラセチ菌が増悪因子として関与しています。
治療はステロイド軟膏や抗真菌剤の塗布です。

頻度は少ないですが、頭部や顔面以外にも脇の下、胸部、背部、おへそ、鼡径部にも症状が出ることがあります。

尋常性ざ瘡(ニキビ)(じんじょうせいざそう)

顔面に赤や白いブツブツができ、ときに膿を伴います。いわゆるニキビです。
思春期に発症しますが、最近は成人のニキビも増えています。

原因は毛穴の出口がふさがることです。それにより皮脂が溜まり(白ニキビ)、アクネ菌が増え炎症が起こります(赤ニキビ、膿を持ったニキビ)。

治療は重症度によって変わります。いずれの重症度であっても塗り薬が基本になります。中等症~重症の場合は抗菌剤の内服を加えます。その他、漢方薬を併用することもあります。 また日頃のスキンケアも大切になります。

ニキビについてより詳しく知りたい方は下記を参照してください。

尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)

肌が白く抜けてしまう病気で、抜けたところは完全脱色素斑になります。
色素を産生する細胞や色素(メラニン)に対する自己免疫と考えられています。
尋常性白斑は以下の3種類に分けられます。

  • 汎発型:神経支配領域に関係なく全身どこでも生じる(最も多い)
  • 分節型:神経支配領域に沿って片側性に生じる
  • 肢端顔面型:口囲と指趾に限局して生じる

かゆみや痛みなどの自覚症状はありません。
患部の毛髪は白毛化することが多いです。

治療は外用療法や光線(紫外線)療法(ナローバンドUVB療法)が基本となります。
さくら皮フ科では光線(紫外線)療法(ナローバンドUVB療法)を施行しています。

難治性の場合は、表皮移植が行われることもあります。

尋常性疣贅(イボ)(じんじょうせいゆうぜい)

いわゆるイボです。
ヒト乳頭腫ウイルスが皮膚に感染して起こります。感染経路は主に皮膚と皮膚が接触することにより感染します(物を介して間接的に感染する場合もあります)。
どんな年齢でも発症しますが、特に幼少期~思春期に多い感染症です。

どこにでもできますが特に手足によくできるため、うおのめやタコと間違えられることが多いです。
治療は凍結療法、サリチル酸外用、ヨクイニン内服などになります。

蕁麻疹(じんましん)

全身に蚊に刺されたようなかゆい発疹が出現します。発疹は出現する場所が移動し、拡大や融合して世界地図のように見える場合もあります。消えてはまた出てくるといのが蕁麻疹の特徴です。

蕁麻疹の原因は多くありますが、そのほとんどは特発性といって原因がわからないものです。ただし、なかには重篤なものもありますので、疑いがある場合にはアレルギー検査などをします。

治療は抗アレルギー薬の内服です。効果が乏しい場合には増量や変更、また補助薬を追加します。

接触皮膚炎(かぶれ)(せっしょくひふえん)

いわゆるかぶれです。
接触皮膚炎の発症のし方は以下の2通りがあります。

  • 刺激性:外界物質の刺激、誰にでも生じうる
  • アレルギー性:その物質にアレルギーを持っている人にのみ生じる

症状は原因物質が触れた部位に一致してかゆい皮疹(紅斑、漿液性丘疹、小水疱など)を認めます。
治療は原因物質を避けることが第一です。これが予防にもつながります。
また患部にはステロイド軟膏を塗布します。
かゆみが強い場合には、抗アレルギー薬の内服を行います。

アレルギー性の場合、原因検索にパッチテストが有用です。
パッチテストが必要な場合は提携病院にご紹介させていただきます。

せつ・よう(せつ・よう)

いわゆる“おでき”です。
顔にできると面疔とも呼ばれます。
原因は毛穴の細菌感染です。
1つの毛穴だとせつ、複数の毛穴だとようといいます。
最初は小さな毛包炎(≒ニキビ)が徐々にしこりとなり、やがて赤く脹れて痛みます。その後、膿が溜まってくるのでブヨブヨと水風船を触っているような感じになります。そして、やがては皮膚が崩れて排膿します。

治療は膿が溜まっていれば、局所麻酔をして切開し膿を出します。
そして抗菌薬の内服や外用を行います。
糖尿病や悪性腫瘍などがある場合、せつが何度も繰り返し発生したり多発したりします(せつ腫症といいます)。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

身体の左右どちらかにピリピリ・チクチクした痛みを伴う紅い斑と小さな水ぶくれが帯のように現れます。
原因は身体に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスです。水痘とは水ぼうそうのことで、水ぼうそうになったことがある人はみんなこのウイルスを持っています。

加齢、ストレス、過労が引き金となり免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始めて発症します。

治療は安静と抗ウイルス薬の内服です。
帯状疱疹を発症したということは、精神的・肉体的に疲れている証拠ですので安静を心がけて下さい。

また患部を冷やしてしまうと痛みがひどくなりますので、患部はなるべく温めるようにしましょう。
皮膚症状が治ってもチクチク・ピリピリした痛みが残る場合があります。これを帯状疱疹後神経痛といい、帯状疱疹の後遺症です。帯状疱疹後神経痛に移行するリスクを減らすには、早めの治療が有効です。 帯状疱疹は水ぼうそうほどの伝染力はありませんが、空気感染することが知られています。

水ぼうそうになったことがない乳幼児に水ぼうそうを発症させる可能性がありますので、乳幼児との接触は控えるようにして下さい。
帯状疱疹は80歳までに3人に1人が罹る身近な病気です。
ワクチンで発症を予防できますので、50歳以上の方はワクチンを活用されて下さい。

丹毒(たんどく)

皮膚の溶連菌感染症です。
微細なキズ(耳かき、鼻毛抜き、水虫病変など)から侵入し、感染します。そのため顔面や下腿に生じることが多いです。

症状は発熱があり、感染した患部に境界明瞭な腫れぼったい赤みが出ます。
患部は腫れぼったいのでやや光って見え、触ると熱く、圧すと痛がります。

臨床所見と合わせて採血検査で炎症反応の程度を確かめ、軽度~中等度は抗生剤の内服、中等度~高度は入院のうえ抗生剤の点滴となります。 溶連菌感染症なので10~14日間の内服or点滴治療が必要となります。

虫刺症(虫刺され)(ちゅうししょう)

その名のとおり昆虫に刺咬されて生じる皮膚炎です。
吸血の時に注入される物質に対するアレルギー反応や昆虫の毒液に含まれる成分により引き起こされると考えられています。
虫刺されによる反応は個人差が大きいため、腫れる方はすごく腫れます。
反応の起こり方は以下の2種類があります。

  • 即時型反応:刺咬直後からかゆみを伴う紅斑や膨疹が出現し、1~2時間で軽快
  • 遅延型反応:刺咬後1~2日で紅斑・腫脹・水疱・しこりが生じる

治療はステロイド軟膏の外用です。
かゆみや腫れが強い場合には抗アレルギー薬の内服を行います。
また、かゆみのため引っ掻いているととびひ(伝染性膿痂疹)になったり、かゆいしこりとなる痒疹になったりしますので注意が必要です。

早めに治療を開始することで色素沈着化を防ぐことができます。
虫刺されだからといって油断せず、皮膚科を受診するようにしてください。

手湿疹(主婦湿疹)(てしっしん)

一般的に手荒れのことで主婦の方が多く発症するので主婦湿疹とも呼ばれています。
温水や洗剤を頻回に使用することにより、角質の水分保持力が低下します。そのため皮膚のバリア機能が破綻し、ちょっとした刺激で湿疹化してしまいます。
治療は頻回の保湿剤(ハンドクリーム)とステロイド軟膏の塗布です。

手は刺激が加わりやすい部位であること、角質が厚い特別な皮膚であること(手のひら側)からしっかりと外用しないと治りにくいです。 またかゆみがあれば抗アレルギー薬の内服を行います。

湿疹を発症させてしまうと厄介ですので、乾燥の段階でしっかりとハンドクリームを塗って予防をしましょう。

伝染性軟属腫(水いぼ)(でんせんせいなんぞくしゅ)

ポックスウイルスに感染することによってできます。
水のようにピカピカと光沢があるので一般的に水いぼと言われます。

間違えられていることが多いですが水を介してうつるのではなく、皮膚と皮膚が接触することにより感染します(物を介して間接的に感染する場合もあります)。
典型的な発疹は中央がやや凹んだ白色の丘疹です。

ポックスウイルスに対する免疫ができると自然に治ります。そのためすでに免疫がある大人にはうつりません。
お子様がどのくらいで免疫ができるかは予測ができません(経験上では1~2年かかります)。
だいたい小学校低学年前後には自然に治っていることが多いです。

自然軽快する病気なので必ずしも治療をしなければならないものではないですが、発症するのが小さなお子様(幼稚園児・保育園児)のため、通園されている園のルールに従わなければならないのかな?と思います。

例えば、夏場の水遊びの時に『肌が露出してしまう部分は取ってきてください。』と言われることが多いようです。
治療は基本的にはピンセットで取り除きます(当院では痛み止めのテープを貼ってから取ります)。
また不確実ですがイソジン液やカチリを根気よく塗って乾燥させるということも行われています。

※当院での治療は摘除のみとなります

伝染性膿痂疹(とびひ)(でんせんせいのうかしん)

いわゆるとびひ(飛び火)です。
火の粉が飛ぶように広がるので一般的にそのように言われています。

原因は黄色ブドウ球菌や溶連菌による皮膚の細菌感染です。
主に乳幼児にできやすく、夏に虫刺されやあせもなどを引っ掻いて発症します。
発疹は破れやすい水ぶくれやただれでかゆみを伴います。そのため引っ掻いてしまって発疹が広がります。

治療は抗菌剤の内服や外用、かゆみや湿疹を伴っていればかゆみ止めの内服やステロイドの外用となります。
幹部は入浴時に泡立てた石鹸でやさしく洗い、よくすすいでください。
またタオルの共用は避けましょう。
接触することで広がってしまい、またお友達にもうつしてしまうのでガーゼなどで患部を覆うようにするとよいでしょう。

癜風(でんぷう)

青年の体幹に好発します。
原因は毛穴に共生しているカビのマラセチアです。
カビですので汗をかく春~夏に多くみられます。
症状は淡い褐色斑または不完全脱色素斑(周囲より色が抜けて白く見える)です。
褐色斑になるものを黒色癜風、白く抜けるものを白色癜風といいます。

発疹は多発して拡大し、融合する傾向があります。
自覚症状はないか、あっても少しかゆい程度です。
発疹部を爪などで擦ると思いがけない量の乾いたカサカサが取れます(カンナ屑現象といいます)。
検査はこの取れたカサカサを顕微鏡でみて、マラセチアを確認します。

治療は抗真菌薬の外用になります。
通常は比較的短期間で治ります(2~3週間程度)。
しかし、治った後も色素異常(褐色や白く抜ける)が数年にわたり続くことがあります。

軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)

加齢変化の一つです。
肥満者や女性にできやすく、首、わきの下、鼡径部、女性は乳房の下に好発し、多発する傾向にあります。
皮疹は数mm大で肌色~褐色の柔らかい腫瘍です。やや大きいものは根本が細くなっています。

治療は切除または液体窒素療法を行います。
首に多発すると目立ちますので、よりきれいに治したい方はCO2レーザー治療をお勧めします(自費診療となります)。

日光角化症(にっこうかくかしょう)

紫外線による発がんで、表皮内癌の一つです(早期癌)。
慢性的な紫外線の刺激により表皮細胞が癌化し、がん細胞が異常増殖をします。
紫外線による発がんなので高齢者の顔や手の甲など日光によく当たる部分にできます。
症状は正常の皮膚との境界がややぼやけた常に赤くカサカサした斑です。角化傾向が強いので角質が厚く、しばしば角のように尖ります(皮角といいます)。

検査は皮膚生検術でがん細胞がいることを確かめます。
治療は切除手術が基本ですが、最近は効果的な塗り薬もあります。場合により液体窒素療法も行います。
表皮内癌は早期癌ですのでまだ転移はしない状態です。
そこに留まっているうちに早めに治療を受けるようにしましょう。

猫ひっかき病(ねこひっかきびょう)

猫に引っ掻かれたり、咬まれたりすることで起こる細菌感染症です。
ネコノミを介して感染することもあります。

数日~2週間程度の潜伏期を経て受傷部に丘疹や水疱がみられ、その後かさぶたになります。
1~3週間後には所属リンパ節が腫れて痛くなります。そして、リンパ節には膿が溜まり自壊して排膿します。
ときに発熱や頭痛などの全身症状を伴うことがあります。

通常は数週~数ヶ月で自然治癒します。
症状が遷延する場合は抗菌薬の内服を行います。

稗粒腫(はいりゅうしゅ)

主に顔に1~2mm大の白いツブツブが生じます。
眼の周りにできることが多いです。
白いツブの正体は角質の塊です。

治療は針などで切開して白い内容物を排出します。
多発している場合は、一度で多く摘出できるCO2レーザー治療をお勧めします(自費診療となります)。

白癬(水虫)(はくせん)

いわゆる水虫です。
真菌(カビ)の一種である白癬菌が、皮膚の角質に侵入することで感染します。
感染した部位の皮膚は赤くカサカサになりかゆくなります。
最も多いのは足白癬です。

足白癬は趾の間がジュクジュクするタイプ、小さい水ぶくれができるタイプ、角質が厚くなるタイプと3つのタイプがあります。 また爪白癬は爪が白く濁り、厚くなります。

いずれの白癬の治療も抗真菌薬の外用や内服です。
治りにくい爪白癬も最近は有効な外用薬があります。
昔から頭部白癬はしらくも、体部白癬はぜにたむし、股部白癬はいんきんたむしの名称で知られています。

皮脂欠乏症(乾燥肌)(ひしけつぼうしょう)

皮膚が乾燥してカサカサしたりひび割れたり、粉がふいたように白くなっている状態です。空気が乾燥する秋から冬に症状が出やすく、皮膚がかゆくなります。すねに最も症状が現れやすいですが、お腹や腰周りにも出ます。

原因は加齢(水分を保つ物質の減少)、季節(秋~冬)、生活習慣(洗いすぎ、エアコンなど)、病気(乾燥を伴う皮膚病、糖尿病、血液透析、抗がん剤治療など)です。

治療は保湿剤の塗布です。季節や症状に合った剤型(軟膏、クリーム、ローション)を選びます。使用量の目安や塗り方のポイントがあります。
症状が進むと湿疹が出現し、皮脂欠乏性皮膚炎へ進行してしまいます。

皮脂欠乏性皮膚炎(ひしけつぼうせいひふえん)

皮脂欠乏症を放置しておくと皮脂欠乏性皮膚炎が発症します。皮脂欠乏症よりも強いかゆみを伴う湿疹が出現し、ときに掻き壊してしまいます。 治療は保湿剤の塗布に加え、ステロイド軟膏の外用を行います。

表皮嚢腫(粉瘤)(ひょうひのうしゅ)

一般的に粉瘤やアテローマといわれます。
多くは有毛部の皮膚にしこりとして触れます。痛みなどの自覚症状はありません。
大きさは数mm大と小さいものから手拳大の大きいもの(私が経験した最大の大きさ)までありますが、多くは1~2cmで皮膚科を受診されます。
垢(角質)や皮脂が皮膚の中に溜まった状態で、しこりの中央に毛穴が開いた黒い点(角栓)が見えることが多いです。

内容物は垢(角質)や皮脂のため排出すると臭いがあります。
細菌感染などを起こすと赤く脹れて痛みを伴い、膿が溜まります。

治療は切除手術になります。
あまり大きくなる前に手術をした方が傷痕も小さくて済みます。

ヘルペス(へるぺす)

主にくちびるや性器にピリピリ・チクチクした痛みを伴う小さな水ぶくれが現れます。
昔は口元にできたものを風邪の華と呼んでいました。

原因は身体に潜んでいた単純ヘルペスウイルスⅠ型(くちびる:口唇ヘルペス)や単純ヘルペスウイルスⅡ型(性器:性器ヘルペス)です。
初感染では90%が無症状に終わりますが、症状が出た場合は発熱・リンパ節の腫れ・広範囲の発疹が出現します。

再活性化によるものは体調不良、疲れやストレスまた紫外線をたくさん浴びたことにより皮膚の抵抗力が弱くなったときにウイルスが再び活動を始めて発疹がでます。
再活性化による発疹は初感染の時より軽く済みます。

治療は抗ウイルス薬の内服や外用です。
何度も繰り返している方は『何となく変な感じがする。』『明日ヘルペスができそう。』と予想ができるようになり、この時期を予感期と呼びます。
繰り返している方はこの予感期から内服を始めると症状が軽く済むと言われています。

胼胝・鶏眼(たこ・うおのめ)(べんち・けいがん)

一般的に胼胝はたこ、鶏眼はうおのめと呼ばれています。
原因は慢性的な物理的圧迫で角質が厚くなったものです(人間の防御反応の1つです)。
そのため足の裏に生じやすく、足に合っていない靴を履くことでできやすいです。

胼胝(たこ)は角質が一様に厚くなっているのであまり痛みはありませんが、鶏眼(うおのめ)は厚くなった角質が芯のようになり皮膚にくい込んでいるため圧痛があります。

治療で一番大切なのは原因となる刺激を避けることです。
その他はカミソリで削る(自分でやるのは危ないのでやめましょう)、角質を柔らかくするシートを貼付するなどです。

一度なると繰り返しやすいので、これらの疾患は予防がとても大切になります。
足に合った靴の選択や体圧分散するような靴の中敷きを敷くとよいでしょう。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

蜂巣炎(ほうそうえん)とも呼ばれます。
真皮深層~皮下脂肪の細菌感染です。
微細なキズから細菌が侵入して生じるため、明らかなキズは見られないことが多いです。

細かなキズを負いやすい顔や下腿によく発症します。
(足白癬があると患いやすいです。)
症状は細菌の侵入部位を中心に患部が突然赤く脹れ、自発痛があります。
また患部を触ると熱感や圧痛を認めます。

全身症状として発熱や所属リンパ節腫脹があり、リンパ節腫脹も圧痛があります。
稀に症状が進むと敗血症になる可能性があるため注意が必要です。

治療は安静と抗菌剤の投与です。
軽症の場合は内服で治療可能な場合がありますが、多くは入院し点滴加療となります。

母斑細胞母斑(ほくろ)(ぼはんさいぼうぼはん)

色素性母斑ともいいます。
いわゆるホクロのことです。
ホクロなので全身どこにでもできます。

2~3歳頃から生じるものがほとんどですが、稀に生下時よりあり先天性母斑といわれます。
20~30歳代が増加のピークで、その後は徐々に色が消えていきます。
顔にあるものは徐々に盛り上がり色が消えていくものが多いです。
診断にはダーモスコピー(特別なレンズ)が有用です。

治療は切除になります。
顔にできると美容上問題となることがありますので、よりきれいに治したい方はCO2レーザー治療をお勧めします(自費診療となります)。

マラセチア毛包炎(まらせちあもうほうえん)

青年の胸部や上背部にできる毛包炎(≒ニキビ)です。
原因菌はアクネ菌ではなく、毛穴に共生しているカビのマラセチアが異常繁殖したことです。
カビなので汗や皮脂でジメジメしやすい胸部や上背部にできやすのです。
脂漏性皮膚炎や癜風に合併することがあります。
毛包炎(≒ニキビ)なので赤いブツブツや膿を持ったブツブツとなります。

検査は顕微鏡でマラセチアを確認します。
治療は抗真菌剤の外用で、難治性の場合は内服も使用することがあります。
汗をかいたらかきっぱなしにせず、清潔なタオルで拭く、シャワーを浴びる、肌着を換えるなどしましょう。

毛孔性苔癬(さめはだ)(もうこうせいたいせん)

いわゆる“さめはだ”です。
症状は腕やももの外側に毛穴に一致してザラザラした皮膚色~やや紅色~やや褐色のブツブツが見られます。
かゆみや痛みはありません(稀に軽度のかゆみの訴えがあります)。

学童期から出始めて、思春期頃に目立ってきます。
その後、自然と消えていきますが、完全になくならず大人になっても少し残存する方もいます。
保湿剤を塗ると目立たなくなり、ザラザラ感も和らいでいきます。

遺伝性と考えられているため、ご両親も若い頃にあったのかもしれません。
顔面毛包性紅斑黒皮症を伴うことがあります。

老人性血管腫(ろうじんせいけっかんしゅ)

20歳代から体や四肢に点状の赤い斑が出現します。
その赤い斑は少しずつ盛り上がってきてやや光沢がでてきます。
特に体は多発する傾向にあります。
気にならなければそのままでも構いません。
治療を希望される方はCO2レーザー治療をお勧めします(自費診療となります)。

老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

加齢によるしみで、紫外線による光老化の一つです。
症状は顔や手背などの露光部に比較的境界明瞭な褐色の平らな斑が見られます。
一部は脂漏性角化症(老人性いぼ)へ移行し、盛り上がってきます。

治療はレーザーや光治療(フォトフェイシャル)となります(自費診療となります)。
しみ一つあるだけで老けて見えるので、治療することをお勧めします。

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